人生は容姿が全て。
結局人生は見た目で決まる。
どれくらいの値で決まるのか、厳密にわかるわけないが、とにかく相当な部分が容姿によって決まるのは間違いようがない。
特に、恋愛に関して容姿の支配力は絶大だ。
これはつまり、容姿に恵まれない人間は、ほとんどの場合幸福とは縁遠い人生を送ることを意味する。
異性に求められ、追われ、愛されることのない人生なんて何がおもしろいものか。
人は、愛する人に愛されることによってのみ、途切れながらもつづく多幸感を得られるのだ。
死ぬほど好きな異性に振り向いてもらえない苦しみは、数々の文学作品においてそうである様に、人を狂わせ、自殺に追いやるのに十分な力を持つ。
では、それほどの苦しみを生まれつき子供に背負わせる罪の重さは一体どれほどか?
自分らが子供を持ちたいと思えるほど幸せな人生を送ってきたがために、子供に受け継がせるものについて考える想像力が欠如している。
時代によってたまたま結婚できた男女どもはつけ上がり、自身の能力を冷静に顧みることを怠ってしまった。
もう一度、鏡をみて、冷静に考えてくれ。
私は、私を産む前の両親にそう言いたい。